なでしこジャパンの選手の環境

なでしこジャパン（サッカー女子日本代表）がカナダで開催されていた女子FIFAワールドカップで準優勝しました。決勝でアメリカに5-2で敗れて連覇はなりませんでしたが、国際大会の２大会連続決勝進出でロンドンオリンピックを合わせると３大会連続の決勝進出です。


これはすごく立派な成績だと思います。しかしなでしこジャパンの選手の普段の環境は決して良くはありません。プロ契約でサッカーに専念出来る選手が少ないことです。昼間は会社でOLをしたりフットサル場の受付で働いて仕事終わったら練習するという選手も多いです。今回はワールドカップで準優勝しましたが、この環境ではこの先の強化がなかなか厳しいと思います。


練習時間が制限されるとなかなか内容の濃い練習が出来ないと思います。中にはサッカー続けたくても断念してしまう選手も多いと聞きます。なでしこリーグも観客があまり入らず、選手達自ら営業活動しています。あまりにも男子と環境が違い過ぎます。日本サッカー協会ももう少し考えてほしいと思います。男性並みとは言いませんが、サッカーに集中出来る環境を与えて上げて欲しいです。それで男女ともに強い日本サッカーを築き上げて欲しいです。