きまぐれにゃん日記

  

最近は肌のメカニズムの研究が進み、肌トラブルヘのさまざまな効果が期待できる有効成分が、数多く発見されています。こうした成分をチェックして、悩み別、なりたい肌別に美容液を選ぶのもおすすめです。

美肌の基本である保湿に効果的なのは、人間の肌にもともと存在し、肌を構成している成分。ヒアルロン酸やセラミドは肌の内部で水分とくっつき、保持する力があります。またコラーゲン、アミノ酸、トレハロースなども肌を乾燥から守り、うるおいを保つ働きをします。

美白ケアには、シミ・ソバカスの原因であるメラニン色素の生成を抑えつつ、体の外へ出すのを助けるビタミンＣやトラネキサム酸がおすすめです。できてしまったシミなどには、肌の代謝を促し、メラニンの排出力の強いレチノールも効果的。

毛穴の開きが気になるなら、コラーゲンの生成を促して毛穴まわりの肌のハリを高めるビタミンＣ、皮脂の量を調節するビタミン86を。毛穴の引き締め効果の高いクエン酸のほか、肌の角質層を柔らかくして毛穴詰まりをケアする西洋シロヤナギエキスなども有効です。

ニキビに悩んでいるなら、穏やかなピーリング効果や、殺菌効果のあるものを。乳酸やグリコール酸は、肌の古い角質をはがれやすくして、ニキピの原因となりやすい毛穴詰まりを改善します。グリチルリチン酸や硫黄などには、ニキビをつくり出すアクネ菌を殺菌し、肌を清潔に保つ働きがあります。